家族の一員のマルチーズのナナちゃんはご飯を食べない

マルチーズとしては小さめの女の子が我が家にやってきました。真っ白で、白い妖精そのものでした。一年経っても、あまり大きくならず、3キロもならないくらいの大きさでした。散歩に連れて行っても子犬と間違われるくらい小さくフワフワの毛をしたナナちゃんは近所でも人気者でした。おしっこのしつけもすぐにでき、いたずらもしないし、無駄吠えも一切せず、いい子だったのですが、唯一の欠点がご飯を食べないという事でした。ドッグフードもまともに食べてくれず、いろいろ工夫しても食べないため、家族で心配になっていました。今思うと、ただ食の細い子だったのですが、初めて飼った犬だったため、とにかく気を使っていました。そんな中、ドッグフードを食べないナナちゃんがかわいそうと昼間一緒に居る祖母が、人間のご飯をやっていたのです。人間のご飯を食べてしまうと余計にドッグフードを食べることを嫌がり、食べないから人間の食事を与えてしまうという悪循環でした。だからと言って、体重が増えているわけではないしと他の家族も目をつぶっていたのです。

ナナちゃんのおしっこに薄ら赤いものが

ある日、ナナちゃんのトイレを見ていると、おしっこが出にくそうなのです。出たおしっこを見てみると、薄らですが、なんとなく赤い。気のせいかなと思いつつ、おトイレの度に気をつけて観察してみると、おしっこが出るはずなのに出ていない。ナナちゃんも何となく痛そうだし、病気を疑い出しました。異変に気づいてから、早い段階で食欲もなく、元気がなくなるものの、たくさん水を飲むのです。それなのにおしっこが出ないなんておかしいと病院に連れていきました。

まさかの膀胱結石。3度の手術で結石を取り出す

先生からは「膀胱結石」と診断を受け、すぐに手術をすることになりました。手術後、2日は入院だったのですが、ナナちゃんがあまりにも鳴くため、その日のうちに退院となりました。手術で取り出した結石は直径1.5センチほどあり驚きました。先生からは、ドックフードだけを与える事と、カルシウムの多い食品を避けるように言われました。それからは、ドッグフードや犬のお菓子を与えていたのですが、膀胱結石を再発。手術で取り出したものの、ナナちゃん自体が結石ができやすいタイプということと犬用のジャーキーもあげないようにと言われました。ナナちゃんはジャーキーが大好きだったのに、食事の制限をされかわいそうに思いました。その後も食事にはとても注意していたのですが、3度目の膀胱結石となり、先生にはこれが最後の手術と言われました。膀胱結石が見つかったのが、5歳の頃ですが、現在11歳です。「手術ばかりさせてごめんね」と申しわけなく思うばかりです。